第337章 甘えがネット中に知れ渡る

「穂乃香、お茶だよ~」

彰は穂乃香の隣に腰を下ろすと手に持っていたトレーを置き、茶器を取り上げて穂乃香の口元へと運んだ。自らの手で飲ませてあげようという、至れり尽くせりの構えだ。

穂乃香はそれを横目で一瞥したが、彰の献身的な態度に対して反応は冷ややかだ。

昨晩の一件、子供のことは不問に付すとしても、このクソ野郎との決着はまだついていないのだから!

どれだけ責任転嫁しようとも無駄だ。父親であるという事実こそが、彼にとっての原罪なのだ。

「穂乃香~、俺が悪かったよ。もう二度としないから」

穂乃香を前にすると、彰の土下座スピードは驚異的だ。

昨晩、書房にいた時点で彼は猛省していたのだ。...

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