第37章 夫婦間の恥ずかしいことo(*////▽////

藤堂蓮の言葉を、ノディはいまいち信じられなかった。しかし、見覚えのあるその後ろ姿をよくよく思い返してみると、確かに小林様にそっくりなのだ!

この件は深く考えるべきではない。考えれば考えるほど、何かおかしいと感じてしまう。

ノディの目には、藤堂蓮はまだ子供で、世間知らずで純粋で善良な後輩に映っていた。彼は、子供が実の父親に騙されているのだと思った。

心の中ではそう思いつつも、同時に別の声が囁いていた。もしかしたら……万が一……小林様が帰ってきたのではないだろうか?

それから彼は、ネット上の状況に気づいた。

本来ならA国に帰るはずだったノディは、どういうわけか数日間滞在を延ばし、幾日も寝...

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