第100話マックスが捕まる

「冗談だろ? まさか、あいつらがただの子どもだったなんて――」

正直、マックスの居場所を突き止めたというのに、ハッカーたちの胸にはどこか敗北感が残っていた。

長いこと追い続けてきた獰猛な虎――その正体が、子どもだなんて。

「まったく、他人と比べるってのは気が滅入るな。イゾルデはすげえし、その娘も桁外れ、孫どももそれぞれ化け物級だ」

「なあ、レナの遺伝子でも借りるか? 次の世代がマシになるかもしれねえぞ」ひとりが冗談めかして言い、妬ましさの滲む目を細めた。

三代にわたって受け継がれる、これほどの良い血筋――嫉妬しないほうが難しい。

「で、捕まえたらどうする? 殺すのか?」

「ほかに...

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