第102章レスキューマックス

カーターはマックスの頬をぽんぽんと叩いた。

「知らないだろうけどな、こっちはずっとあの女が来るのを待ってたんだ。おまえはここへ誘い出すための道具にすぎない。おとなしく協力すりゃ、麻酔の注射で苦しまずに済む。言われたとおりに呼べば、少なくともこれからの日々は少しは楽になるぞ」

だがマックスは頑として、脅しなどまるで効いていない顔をしていた。

カーターは理由もなく腹が立った。こういう意地っ張りがいちばん嫌いだし、そういう誇りをへし折るのが大好きだった。

「いいだろう、強がるっていうなら……そのツケを教えてやる」

そう言うなり、麻酔針をマックスの首に突き立てようとした。

しかし速かったの...

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