第105章自動シーリング

海上。

基地の近辺を離れれば、闇が果てしなく広がっていた。

これほど広大で、漂うような海の上では、あらゆる地点に目を光らせ続けるのは難しい。

そのため、深夜の闇に紛れて小さなボートが静かに接近してきても、「クリムゾン・ゲイズ」の人間たちは気づかなかった。

ボートの上では、キリアン、ジェイド、リアムが救命胴衣を身につけている。

キリアンは慎重に舵を取り、クリムゾン・ゲイズの基地へと船を寄せていった。

沖合の基地から漏れる灯りが海面を照らし、きらきらと波紋を散らして、ほとんど昼間のように見える。

「クリムゾン・ゲイズは本気だな。ここを狙って調べてなきゃ、島々の間にこんな基地が隠れてる...

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