第35章要点をつかむ

カーテンの隙間から差し込む陽光が、部屋の中を白く照らしていた。

散らかったベッドの上で、レナの指先がかすかに跳ね、それから彼女は苦労してまぶたをこじ開けた。

身体はばらばらに解体されて、もう一度組み立て直されたみたいで、どの関節も鈍く痛む。

彼女はぼんやりと天井を見つめたまま、呆けた表情をしていた。

数秒してようやく、自分がどこにいるのかを思い出す。

隣のスペースは空っぽで、浴室のほうからは水の流れる音がしていた。

くしゃくしゃのシーツが、昨夜の騒乱を雄弁に物語っている。

レナは髪に手を突っ込み、床から服を拾い上げると、手早く身につけ始めた。

ドアを開けた途端、小さな影が勢いよ...

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