第47章報酬

彼は渋々うなずいたものの、数秒もしないうちに長いため息を漏らした。

「だめだ! まだ校長に電話して事情を説明しなきゃならない。レナ、止めるな。子どもたちは学校で理不尽な目に遭わされたんだ、黙って見過ごせるわけがない! 腹が立って仕方ない!」

ソーン氏の声には心底からの憂慮が滲んでいたが、彼はすぐに付け加えた。「だが心配するな、俺にも限度はわかっている。度を越す気はない、言うべきことを言うだけだ。こうしよう。校長に一言伝えて、偏りなく徹底的に、きちんと調べるよう職員に指示してもらうよう促す。それだけだ」

レナはどうしようもない無力感に襲われた。

視線の先では、リアムとゾーイが水を飲みに走...

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