第48章保護者会

レナの表情は、たちまち陰った。

「お礼でも言えばいいの?」声は不気味なほど落ち着いていた。「これが最後よ。今日中に徹底的に調べて。さもないと、動画はあなたの受信箱に届くだけじゃ済まない」

回線の向こうで、数秒の沈黙が落ちた。

エテアの声が氷のように冷えた。「ヴォスさん、調子に乗らないで。私は事を大きくして収拾がつかなくなるのが嫌だから手を貸しているの。分かる?」

レナは返事をせず、その番号をブロックした。

それから一時間、エテアは番号を変えて何度もかけてきた。

やがて、すべてが静まり返った。

――夕方になって、また電話が鳴るまでは。

レナは片手を空けて受話器を取った。

口を開...

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