第66章レイアウト

ガラのあと、レナは子どもたちを連れて家へ帰った。

だが、イブニングドレスを脱ぎ、化粧を落とし、ベッドに横になっても、寝返りばかり打って眠れなかった。

夜の出来事が頭の中で何度も再生され、どうしても忘れられないのだ。

これまで二度リラエルと遭遇したときの様子からすると、彼はいつも身を潜め、異常なほど警戒し、見つかることを恐れていた。

ならば、本来は人混みなどできる限り避けるはずだ。

それなのに今夜、彼は慈善のガラに姿を現した。

彼らしくないにもほどがある。

あんな場所は、彼が最もいてはならない場所だし、行ったところで何の得もない。

では、何のために来たのか。私に見せるつもりだった...

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