第67章スターリハビリテーションセンター

帰宅すると、セラフィナは一刻も無駄にしなかった。一晩中起きて、段取りを整え、手配を進めた。

翌日、マックスはパソコンの前に座り込み、眉間に深い皺を刻んでいた。

「母さん、これ見て」

レナは慌てて、マックスが見つめているものを覗き込んだ。画面には、ちょうど前日に公開された記事が表示されている。

記事には、数年前に更生施設でボランティアをしたときの体験と、そこで出会った患者たちのことが綴られていた。

その中の一人は、目を引くほど整った顔立ちを持つ中年の女性だったが、精神状態は不安定だった。年齢の影は否応なく刻まれているのに、顔の奥にはかつての美しさが残っている。悲惨な境遇は筆者の胸に深く...

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