第84章共同の取り組み

レナは深く眉をひそめた。

一方では、イゾルデの情報が彼女の神経を逆なでし続けている。

もう一方では、ダークリバーと手を組むとは、いったいどういう意味なのか。目的は何だ?

リラエルは何を企んでいる? 何を画策している?

レナは、リラエルの提案の裏に別の思惑があるという感覚を、どうしても振り払えなかった。

だが、疑いがあるからといって、ここで諦めるべきなのか?

レナはひとり、くすりと笑った。

リラエルは本当に、彼女の扱い方を心得ている。どこを押せば動くか、正確に知っているのだ。

彼はレナを、指先ひとつで転がせる場所に置いていた。

レナは小さく息を吐き、机の上を指でとんとんと叩きな...

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