第93章アーカイブルームのデータを見つけた

「レナ、次はどう動く?」

キリアンはこの件にしばらく関わってきたが、それでもどこか新参者のような気がしていた。

こういうときは、レナのほうをより信頼している。

レナはしばし黙り込み、それから彼を見て、自分の考えを口にした。

「ひとつ心当たりがある。でも、少し危ないかもしれない」

彼女が、彼を巻き込んで危険に晒したくないのは明らかだった。

だがキリアンは笑い飛ばした。心配しすぎだ、と思ったのだ。

「レナ、考えすぎだよ。俺たち、危ない橋を渡らなかったことがあったか? 俺が危険に飛び込むのを黙って見てて、おまえだけ行かせると思うのか? 忘れた? 何があっても一緒に向き合うって約束しただ...

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