第41章

「役立たずの集まりか」

千堂誠也には、もう察しがついていた。

あの二人が誰なのか――東雲相馬と四葉志希以外、考えられない。

「……いい。俺が行く。車を回せ」

涼太と優斗の顔が浮かぶ。結局、千堂誠也は自分で出向くことにした。

あいつらが本当に間抜けで、子どもにでも傷をつけたら――榎本日織はますます機嫌を損ねる。そんな面倒は御免だった。

ほどなく車は、榎本日織が住むマンションの敷地へ滑り込む。

千堂誠也は降りるとエントランスへ向かい、インターホンを押した。

扉を開けたのは東雲相馬だった。

千堂誠也の表情が、すっと曇る。こいつは嫌いだ。

とりわけ日織を見る目――あれはどう見ても...

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