第366章

彼らの姿を認めると、安藤絵美の顔がぱっと華やいだ。彼女は林田里佳に歩み寄ると、親愛の情を込めてハグを交わす。

「どうして二人一緒に?」

ダイヤホテルに到着する少し前、絵美は里佳たちに電話を入れていた。三十分後に階下のレストランで落ち合う約束だったのだが、まさか二人が揃って部屋まで訪ねてくるとは思わなかったのだ。

藤原謙が横から口を挟む。

「ちょうど里佳とマネージャーが俺の部屋で喋ってたんだよ。どうせなら早いほうがいいと思って、そのまま上がってきたんだ」

全員揃ったところで、絵美たちは連れ立って階下のレストランへと向かった。

一方、四宮志延と四宮喜咲もホテルに到着したばかりだった。...

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