第400章

「哲也、達也。学校終わったか」

原田桐也の声を聞きつけ、哲也と達也はすぐさま階段の方へと駆け寄ってきた。

桐也はちょうど階段の下に着いたところで、しゃがみ込むとそのまま二人の息子を抱き上げた。

子供たちに頬へキスをされると、桐也の表情は見るからに穏やかなものへと変わった。

程なくして、安藤絵美と原田桐也が買ってきたおもちゃを渡すと、二人は大喜びで絨毯の上に座り込み、包装を開け始めた。

夕食の時間が来ていなければ、母屋へ行くのを渋っていたに違いない。

「おじいちゃん、おばあちゃん! パパとママがたくさんおもちゃ買ってくれたの。お山みたいにいっぱいだよ」

達也は母屋に入るなり、原田...

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