第401章

「あの時、あの人が無理やり仲を引き裂いて、お母さんを光紀さんに嫁がせたりしなければ、お母さんがK市を追われることもなかったはずよ。お父さんがお母さんを信じなかったことには腹が立つけど、最大の元凶はやっぱり、あなたのお祖父様だわ」

「あの人の考えなんて、私にはどうでもいいことよ。かつてお母さんを支配したみたいに、私まで意のままに操れるなんて思わないでほしいわね」

 安藤絵美は、容赦なく本心を言い放った。

 それを聞いた高藤琉唯は胸が痛んだが、安藤絵美に反論する言葉を持ち合わせていなかった。彼女の言うことは、すべて事実だったからだ。

「分かったわ、絵美ちゃん。あなたが四宮志延さんと親子と...

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