第402章

原田桐也は安藤絵美に向かって言った。

「それも悪くない。いずれ四宮グループと君の会社を合併させ、その上で雲堂デパートと提携を結ぶ。そうすれば利益を最大化できるだろう」

安藤絵美は頷いた。

「私もそのつもりです。父も同意してくれました。父が言うには、四宮グループの年間売上高は高藤グループより高く見えますが、実際には年々減少しているそうです」

「実のところ、今の四宮グループは国際的な競争力が低下しています。ですから、私の会社と合併することは、長い目で見れば四宮グループにとっても悪い話ではありません」

「ただ、明日の取締役会では私に反対する人間も出るでしょう。合併の話がすんなり進むとは限...

ログインして続きを読む