第412章

安藤絵美は通話を終えると、ヴィンセントの方を向いた。

「婚約者がレストランを予約してくれたの。すごく評判のいいお店よ。仁志島にいた時、あなたも本格的な日本料理が食べたいって言ってたでしょう?」

ヴィンセントは頷いた。

「ああ、その通りだ。確かに食べたかったんだよ。今日はツキがあるみたいだね」

そう言うと、三人はホテルを後にし、車で原田桐也が手配した店へと向かった。

店に到着すると、原田桐也はすでに個室で待っていた。

彼の姿を認めると、ヴィンセントはすぐに挨拶を交わす。

皆で席に着き、食事を始めた。ヴィンセントは箸を進めながら、日本の食事は素晴らしいと絶賛した。数日後に帰国する頃...

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