第414章

「お父さん。彼女も、その息子夫婦も亡くなってしまった以上、お母さんの死にあの女が関わっていたのかどうか、もう確かめる術はありませんね」

 安藤絵美はそう言い終えると、思わず長いため息をついた。まさかこんな結末になるとは、彼女自身も予想していなかったからだ。

 四宮志延の表情もまた、重く沈んでいた。

「この件は私に任せなさい。後で人をやって、あの老女の一家が海外で何をしていたのか徹底的に調べさせよう。何か手がかりが見つかるかもしれん」

 それを聞き、安藤絵美は異を唱えることなく、静かに頷いた。

 本題を終えると、四宮志延は話題を変えた。

「今夜は原田桐也と哲也、達也を連れて夕食に来...

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