チャプター 19

アリア

部屋の向こう側で、私たちは互いを見つめ合った。どちらも、身じろぎひとつしない。

やがて、喉を絞り出すような、掠れた声が出た。「何してるの?」

クリスティンはチューブから手を離した。顔は青ざめていたが、その瞳は揺るがなかった。揺るがなすぎるほどに。「アリア。来ていたなんて、思わなかったわ」

「それは見ればわかる」。私はさらに部屋の奥へ踏み込み、彼女と機械の間に割って入った。「答えて。一体、何をしようとしてたの?」

「座って。話があるの」

「座る気はないわ。そこから話しなさい」

彼女は息を吸い、その表情の何かが変わった。和らいだのだ。再び口を開いた時、その声は優しく、親切です...

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