121、

微熱に浮かされ、晴香の意識はひどく混濁していた。まるでまだグラン・レジデンスにいるかのように——

薄く目を開けると、長身の男がベッドの傍らに立つのが見えた。野性的な気配を漂わせ、乱暴に唇を奪ってくる。

そのキスは凶暴で野蛮。一切の抵抗を許さない。

「んっ……やめ……」

灼熱の唇が口内を蹂躙し、執拗に絡みついてくる。

ドレスが乱暴に引き裂かれた瞬間、彼女は必死に抵抗した。

「やめて……赤ちゃんが、潰れちゃう……」

深也の冷たい薄い唇が、歪な弧を描く。

「赤ちゃん、だと? お前が自分で堕ろしたんだろうが」

「晴香、お前が俺たちの子を殺したんだ……」

晴香は弾かれたように目を覚...

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