122、

採掘場から、八体目の遺体が運び出されていった。

浩実は採掘場内を見回りながら、死者の青ざめた顔を冷ややかに見下ろし、気怠げにピンキーリングを回していた。

「第三鉱区で落盤がありまして、数十名が命を落としました」

現場の責任者が額の汗を拭う。

「浩実様、ここは危険です。あまり立ち入られない方がよろしいかと……」

浩実は手元のファイルを押しやった。そこに記された死者たちの生前の犯罪記録には、嫌悪を催すばかりだ。

採掘場から出る頃には、責任者は疲労のあまり倒れそうになっていた。

浩実は椅子に深く腰掛け、手にしたコーヒーカップを回しながら、ふと視線を上げて晴香を捉えた。

この採掘場に...

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