124、

「神城社長、どうか落ち着いてください。浅倉さんの性格はご存じでしょう? 彼女が浩実様と親密なことなどするはずがありません。わざと社長を煽っているだけです」

哲也が慌ててなだめる。

深也の手の甲に青筋が浮かび上がる。無理やり怒りを押し殺し、スマートフォンで音声メッセージを送信した。

「あいつに指一本でも触れていないことを祈るんだな。でなければ、来年の今日は貴様の命日になる……」

浩実からの返信は早かった。またしても、言葉の代わりに一枚の画像が送られてくる。

写真の中の彼は、腕の中にいる女に覆いかぶさるようにキスをしていた。鼻先が触れ合い、唇が重なり合う、ひどくロマンチックな構図。

...

ログインして続きを読む