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深也は足早に歩み寄り、茉莉を背後に庇って、凶悪な目で晴香を睨みつけた。

「こいつの指一本でも傷つけてみろ。お前のあのイカれた母親を海に沈めてやる」

晴香は信じられないという顔で深也を見つめた。

事情も聞かずに自分を罪人扱いし、あろうことか母親を盾に脅してくるなんて。

深也は彼女の青ざめた顔を見下ろし、口角に冷笑を浮かべた。

「自分の立場を弁えろ。大人しく俺たちの結婚式の準備だけして、二度と問題を起こすな」

言い捨てると、彼は茉莉を大事そうに支えながら背を向けて歩き出した。

帝释静乃と仁宫麻友も、晴香を蔑むように一瞥して後に続いた。

晴香はその場に凍りつき、胸の奥がぽっかりと抉...

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