第40章

相沢栞はベッドにうずくまったまま、細く弱々しい背中を向けていた。

その膨らんだ腹部を見つめ、神谷洲の心に迷いがよぎる。

あのDNA鑑定書は、彼自身がこの目で確認したものだ。彼の手で、相沢栞の希望をすべて握り潰したのだ。

だが今、彼女の腹に宿る命を前にして、わずかな揺らぎが生まれていた。

行き場のない怒りが胸の内で渦巻く。

深夜になると、彼は主寝室へ戻り、力ずくで相沢栞を抱いた。

乱暴に衣服を引き裂き、その細い身体を組み敷く。

相沢栞は抵抗しなかった。

とうに感覚は麻痺している。肉体の痛みなど、心の底冷えに比べれば取るに足らない。

肌を重ねるたび、生きたまま肉を削がれるような...

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