チャプター 163

エレノア視点

傾きかけた夕陽が集いの場を金色に染め、私自身の手で生けた花々を照らし出した。質素な庭は、まるで魔法がかかったみたいに見えた。

指輪を交換する段になって、デレクは小さな星が彫り込まれた結婚指輪を私の指にはめた。かつて彼が私に贈ってくれた銀の星のペンダント――あれを思い出させる、意味のある意匠だった。彼の瞳はまっすぐに私を捉え、約束と確信に満ちている。最初に彼がくれた指輪のことが頭をよぎった――急いで選ばれ、感情も伴わずに差し出されたもの。けれどこれは違う。彼は丁寧に選び、意味を理解し、これがこれからずっと私と共にあるのだと知ったうえで、用意してくれたのだ。

「私、デレク・ウェ...

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