チャプター 23

エレノア視点

朝の陽光がキッチンの窓から流れ込み、静まり返った朝食のテーブルに、細長い光の四角をくっきりと落としていた。

デレクはテーブルのいちばん奥に座り、ボストン・グローブ紙の経済欄に夢中になっていた。私は反対側の端に陣取り、彼とのあいだに横たわる大きな隔たりに気づかないふりをしながら、携帯電話でメールを流し読みしていた。

サニーは私の椅子の下で丸くなり、私が少しでも動くたびに、期待をこめて尻尾を床にとんとん打ちつけた。私は全粒粉トーストを小さくちぎってそっと彼にやる。すると、感謝するように指先をぺろりと舐められた。

「テーブルから食べ物をやるべきじゃないな」デレクが新聞から目を...

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