チャプター 97

エレノア視点

「デレク、お願い……」息の混じった声で、私は懇願した。

けれど彼は、私の中へ入ってくる代わりに頭を下げ、熱い吐息をいちばん奥の疼くところへ落とした。舌先がちらりと覗き、ゆっくりと、意図をもった動きで私の襞をなぞっていく。羽で撫でるみたいな軽さで秘核を舐められるたび、腰が勝手に跳ねた。

私は喘ぎ、シーツを掴む指に力が入る。彼がやさしく吸い、次いで強く吸う。唇が敏感な芯を包み込み、舌が円を描き、いったん下へ降りて入口を舐めあげ、また秘核へ戻る。一定のリズムが作られていき、神経が火を点けられたみたいに灼けた。彼は指を二本、私の中へ滑り込ませ、曲げて要所を捉えながら、口は容赦なく...

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