第71話

-----~[アメリア]~-----

私は心の奥深くにある空虚を埋めたいという強烈な衝動を感じていて、ネイサンだけがそれを満たせる人のようです。本当に選択肢はないので、責められるべきではないでしょう。今夜、ネイサンに会うつもりで、彼が約束してくれたように、この夜を人生最高の夜にするつもりです。

ああ、くそっ。

彼の部屋に向かう考えと興奮だけで、すでに濡れてきています。一体何を待っているの？その問いに心が答える前に、無視できないその危険な禁断の部屋へと、これまでにないほど素早く忍び足で急いでいる自分がいました。彼は私に対して急速に影響力を増しているし、私には彼に対抗する力がありません。私は...