第127章

反論しようとしたが、言葉が喉に張り付いて出てこなかった。

羽鳥光の提案は、道徳的にも芸術的にもつけ入る隙がなかった。

もしこれに反対すれば、子供のことなど気にも留めず、ただスターと数字しか頭にない冷血な女だと言っているようなものだ。

そんな汚名を着るわけにはいかない。

「素晴らしい提案だ!」

広報担当の幹部が沈黙を破り、興奮気味に机を叩いた。

「羽鳥さん、これは天才的なアイデアですよ!『盲目の子供たちによる無音の舞踏』……この見出しが出れば、桐原玲司様を十人連れてくるより説得力があります!」

「ああ、感動的だ。これこそ真にテーマに即している」

「私も賛成だ。この企画でいこう」...

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