第39章

まばゆい光が頭上から降り注ぎ、ソファの上で奇妙な体勢になっていた二人を容赦なく照らし出した。

律は電気のスイッチの横に立ち、目の前の光景を見て満足げに頷いた。

うん、アニメで見たのとだいたい一緒だ。

姫野理緒はまるで火に触れたかのように、猛然と月城曜を突き飛ばした。

月城曜もまた夢から覚めたように、無様な格好で彼女の上から転がり落ち、素早く距離を取る。

二人はソファの端と端に座り、呼吸を荒らげていた。

姫野理緒はうつむき、耳の根元まで血が滲むほど赤く染めながら、無意識に乱れた襟元をかき合わせた。

一方の月城曜は僵直したまま座り込み、顔を曇らせていた。喉仏が勝手に上下し、複雑な眼...

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