第103章

九条夫人は、九条花奈のためならどんな邪道でも試すつもりらしい。

占い師にまで手を出すなんて……正気の沙汰じゃない。

高橋夏希が、九条夫人の「迷信深さ」に目をつけた。そこから糸をたぐって、何かを掘り起こすつもりだったのだろう。

――全部、辻褄が合う。

話をしやすいように、四人はテーブルを囲んだ。

温井知絵がメモに書く。

『あの子の口ぶりだと、夏希はいまのところ安全そう。でも反応が変で……読めない』

東堂彦一が続けて書いた。

『先に見つけて、無事を確認する』

温井知絵は勢いよく頷き、ペンを走らせる。

『うん!』

現状の情報だけなら、九条夫人が来るまで様子見でもいい。

けれ...

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