チャプター 175 チャプター 175

ジェッサ

目が覚めた瞬間、私は笑っていた。

本当に笑っていた――顔じゅうで、頬が痛くなるくらいの満面の笑みで。

一瞬、どうしてだか自分でもわからなかった。ただベッドの上で天井を見つめたまま、感じていた……軽さを。あたたかさを。そして、たぶん恥ずかしくなるはずの、ばかみたいに浮かれた気持ちを。けれど恥ずかしくなんてならなかった。

それから、はっと思い当たる。

私、彼氏がいるんだ。

本物の。

どっきりでもない。

冗談でもない。

オチを待つ必要もない。

ノア・カーターが、私の彼氏だ。

私は枕に顔をうずめて、小さく悲鳴を上げた――ジャクソンに聞かれたら面倒なくらい騒がしくなるから...

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