チャプター 262 チャプター 262

ジェッサ

ベニーズはいつだって、フライドポテトととろけたチーズと勝利の匂いがした。

ネオンのビール看板が窓越しに光り、いっぺんに人が押し寄せたせいでガラスは白く曇っている。マライアと私が入った時点で、フットボール部の連中はもう半分くらい来ていた。ブーツについた雪がまだ溶けきらないまま、店内は試合後のアドレナリンでざわめいていた。

でも、今夜はどこか違った。

勝ったから、というだけじゃない。

これが最後だったからだ。

永遠に。

シェインはボックス席の上に半分立ち上がった格好で、自分のインターセプトの話を、まるで記者会見でも開くみたいに叫んでいる。誰かがテーブルを二つくっつけたらしい...

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