チャプター 7 チャプター 7

ジェッサ

いちばんつらかったのは、ノアの言葉そのものじゃなかった。

みんなの前で言われたことだ。

「太い太ももが挟まって動けなくなるのは嫌だろ」――その一言が、止め方のわからない呪文みたいに頭の中でこだましていた。翌日も、その言葉は私を追いかけて食堂までついてきた。洗っても落ちない煙みたいに、べったりまとわりついて。

私は顔を伏せたまま、トレーを両手で支えて歩いた。あの瞬間に湧き起こった笑い声なんて聞こえなかったふりをして。胸がちくりとしたことも、なかったことにして。平気なふりをした。

でも、平気なわけがなかった。

どれだけ笑い飛ばそうとしても、肋骨の奥がひりついた。時間が過ぎれば...

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