チャプター 70 チャプター

ノア

午後も遅い陽射しがグラウンドを容赦なく照りつけ、芝を焼き、空気を重たく息苦しいものにしていた。構えたままスナップを待つあいだ、汗が目に垂れて沁みた。

このプレーは、どうしても決めなきゃいけない。

本来なら、ここが立て直しの場所のはずだった――ほかのすべてを遮断して、フットボールだけに集中するための。試合自体は終わって、俺たちは勝っている。だがリクルーターが見ている以上、練習の一つひとつが金曜のナイトゲームと同じくらい重要だった。

笛が鳴った。

俺はラインを蹴って飛び出し、千回は走ったルートを走る。だが動きは雑で、タイミングもずれていた。ボールが回転しながらこちらへ伸びてきた瞬間...

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