チャプター 82 チャプター 82

ジェッサ

午前の半ばには、もうその日全部にうんざりしていた。

授業はどれも体感で倍に伸び、周りの声は倍の音量で耳に突き刺さる。何が悪いのか自分でも説明できない――ただ、皮膚の下がむずむずして落ち着かない。ぴくぴくして、身体から抜け出してどこかへ逃げたくなるような感覚だった。

授業の合間、ロッカーの前でマライアが追いついてきた。屋内だというのに、サングラスを頭の上へずり上げながら。

「今日ずっと不機嫌じゃない?」本を入れ替える私を見ながら言う。「どうしたのよ」

私はロッカーを少し強く閉めすぎた。「別に」

マライアが鼻で笑う。「はいはい。それって『大ありです』の共通コードね」

私はた...

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