第8章

 彼はため息をつき、ペンを置いた。「わかった。これは個人的な質問だ」

 「ありがとうございます」私は椅子に座り直した。「賢治、あなたにどう影響するか考えてなかったのは、あなたがそこにいるなんて知らなかったからよ。マイアミ市警が手入れを計画してるって知ってたら、もちろん家にいたわ」

 「だが、君がそこにいること自体を俺がどう感じるか、君は考えなかった」

 『うっ……。まあ、その通りかも。でも、こっちだって、ストリップクラブについて夫がどう思うかなんて、一度も話したことがないのに分かるわけないじゃない? 結婚してまだ一ヶ月で、一番深い会話が絵文字の使い方についてだったのに』

 「その通り...

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