第31章 耐えられない

松本渚の記憶は、彼のその一言と共にM国でのあの夜へと逆戻りした。

男は驚異的なサイズの逸物で、何度も彼女の最奥へと押し入っていった。

彼女の吐息、艶めかしい喘ぎ声を聞きながら、飽きることなく楽しんでいた。

最後には彼女を何日も具合が悪くさせ、彼のもとを離れた後も、腫れが引くまでに長い時間がかかったほどだった。

松本渚は彼のサイズに到底耐えられず、この決定的な瞬間に我に返り、男の力に抗って手を引っ込めた。

だが藤原時の動きはほんの一瞬止まっただけで、怒ることも彼女を無理強いすることもなかった。

生理的な欲望を必死に抑え、下半身を屹立させたまま、不快感に耐えながら目の前の女の子にさら...

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