第14話
口を滑らせるのを恐れた絵島紗夜は、泣き叫び、騒ぎ立て、さらには気絶したふりをして取調室から出ようとした。
警察はこれまでに多くの容疑者を尋問してきたため、手口や犯人の心理を熟知していた。
絵島紗夜のこうした小細工は、まるで子供じみた遊びのようで、警察にとっては全く脅威ではなかった。
半月にわたる執拗な追及の末、絵島紗夜の心理的防壁は完全に崩壊し、彼女は事実をありのままに自白した。
自分の手で人を殺し、その罪を私に被せたと自白したのだ。
警察は彼女の供述に基づき、これまで腑に落ちなかった細部や犯行の動機を繋ぎ合わせ、完全な証拠を固めた。
一週間も経たないうちに、事件の全容が明らかになった。
絵島...
ログインして続きを読む
チャプター
1. 第1話
2. 第2話
3. 第3話
4. 第4話
5. 第5話
6. 第6話
7. 第7話
8. 第8話
9. 第9話
10. 第10話
11. 第11話
12. 第12話
13. 第13話
14. 第14話
15. 第15話
縮小
拡大
