第103章 結果は自分で負う

そのころ、月岡古雅のプライベートマンションは、まるで別世界だった。

リビングには暖色の灯りがとろりと落ち、月岡古雅は柊木禅司の胸に身を預けたまま、二人で公開されたばかりの映画を流し見している。気の抜けた声で「夜ご飯どうする?」なんて相談しながら。

柊木禅司が彼女の髪を指先でそっと梳く。

「疲れてないか? ここ数日、無理させた」

「平気」

月岡古雅は首を振り、口元に小悪魔みたいな笑みを浮かべた。

写真一枚と、退屈な女が数人。そんなもので柊木禅司を疑うと、本気で思う人間がいるのだろうか。

彼への疑いは、告白を受け入れた瞬間に――きれいさっぱり霧散した。

いったん自分で選んだ相手に...

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