第112章 理事会の人間

スタッフは一刻も無駄にできず、すぐさま調査に走った。

十分も経たないうちに、誰かが血相を変えて駆け戻ってくる。手には検査レポート。

「出ました。間違いなく細工されています。下層プログラムが書き換えられていて、起動した瞬間に機械が故障する仕組みです」

その言葉が終わるか終わらないかで、キャサリンが狂ったように跳ね上がり、月岡古雅の鼻先を指さして怒鳴り散らした。

「月岡古雅! 私があんたの盗作を暴くのが怖いから、こんな悪辣な方法で私を潰そうとしたんでしょ! みんな見た? これが月岡古雅の本性よ! さっさと通報して、こいつを捕まえて! 傷害未遂で、檻の中で一生反省させなさい!」

客席が一...

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