第39章 捜索する

ほどなくして、農場の明かりがすべて落ちた。

そのころ別方向では、柊木禅司のプライベートジェットがN市の専用空港へ着陸していた。

二人はタラップを降りるなり車に乗り込み、展示館へ向けて走らせる。

道中、柊木禅司は新田風に北野一徹の走行履歴を洗わせた。位置情報が示していたのは、郊外の盤山道付近。そこを最後に、反応がぷつりと途切れている。

「位置情報が消えた?」

柊木禅司の声は氷のように冷たい。

「今すぐ盤山道へ。周辺の監視カメラを全部押さえろ。手段は問わない。必ず足取りを掴め」

新田風は即座に手配に走り、地元警察にも連絡を入れて映像の確保を依頼した。同時に警備要員を盤山道へ急行させ...

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