第82章 キャサリン敗北

言い終えるか終えないかのうちに、大スクリーンにネット投票の集計が映し出された。

月岡古雅 3202票。

キャサリン 2票。

弾幕コメントが滝みたいに画面を埋め尽くす。

【耳が付いてりゃ、どっちが上か分かるだろ】

【なんで1曲目に2票も入ってんの?】

【ごめんごめん、手滑って押し間違えた! もう取り消した!】

【2曲目の雰囲気、どこかで……こんなふうに衝撃受けたの、いつ以来だっけ……】

その直後、2票すら消えた。

キャサリンは、顔面を平手で何度も叩かれたみたいな気分になった。悔しさで全身が震える。

「ありえない! 絶対に裏がある! こんなの認めない!」

「裏?」月岡古雅が...

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