第98章

藤原涼介はソファにもたれ、嘲るような笑みを浮かべた。

「まあ、そうだよね。杉浦さんはまだ杉浦家に公に認められてない。家の商売のことを把握してなくても当然だ」

あまりにも無礼な言い草に、杉浦静留の表情が一瞬で強張った。眉を寄せ、藤原涼介を睨みつける。

「藤原さん、それはどういう意味ですか? それが藤原家の「おもてなし」だと言うんですか?」

藤原涼介は肩をすくめ、軽く首を振った。

「杉浦さん、これは僕の君への接し方であって、藤原家は関係ないよ。それに、ただ本音を言っただけ。僕って誠実じゃない? 君みたいに、思ってるくせに口に出せないタイプじゃない」

杉浦静留の顔色は最悪だった。

「...

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