第219章 彼女が何をしたか見に行く

高杉蓮は唐突に笑いだした。だがその笑顔は、背筋が凍るほど不気味だった。

 タイミングよく窓外で雷鳴が轟き、白川ゆらは腰を抜かしてソファにへたり込んだ。

「何する気? 高杉蓮、忘れないでよ。私はまだ九条時夜の婚約者なんだから!」

「何をするだと?」

 高杉蓮は冷ややかに笑う。

「お前の目には、俺なんて何の取り柄もないクズに映ってるんだろ? 何を怯えてるんだ? 九条時夜に電話してみればいい。あいつが相手にしてくれるか見ものだな」

 白川ゆらはスマートフォンを握りしめたまま、恐怖に震えた。

 九条時夜にかけても、出なかったら終わりだ。

 もし出ても、来てくれなかったら……。

 彼...

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