第106章

ステージでは、集まる寄付金が増えるにつれ、会場の熱気も高まっていた。

今日の出席者は多才な顔ぶれが揃っており、皆がこぞってステージに上がり、パフォーマンスを披露していた。

ピアノの演奏、ダンス、歌と、まさに百花繚乱――

いつの間にか、会場の盛り上がりは最高潮に達している。

そんな喧騒の中、晴美は眉をひそめ、焦燥感を滲ませて周囲を見回していた。

梨乃がため息をつく。

「どうなってるの?アンディが来るって言ってなかった?まだ姿が見えないけど」

イベントはすでに中盤に差し掛かっているというのに、確かにアンディの姿はどこにもなかった。

「まさか、来ないつもりじゃないよね?」

晴美は...

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