第20話

窓の外、庭の景色は静かで澄み切っているのに、心だけがぽっかりと穴が空いたようだった。

またしても、見捨てられた。

晴美は床にうずくまり、漆黒の夜の闇を見つめた。やがて顔を上げ、すべての感情を心の奥底へと押し込める。

空が落ちてきても眠らなければならない。明日も仕事があるのだ。時は金なり。稼がなければ治療も受けられない。

すぐに自分を納得させ、ベッドに横たわって眠りについた。

だが、その眠りは決して安らかなものではなかった。夢の中で何かにきつく絡みつかれているようで、恐怖が次々と押し寄せる。必死にもがいても、どうしても目が開かない。

突如として息苦しさが襲い、腰のあたりに焼けつくよ...

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