第104章待望の登場

時は過ぎ、気づけばもう一時になっていた。

その間、ビッグ・テディと仲間たちは落ち着かない様子で待ち続けていた。

だが、プロ選手たちは一向に姿を見せない。

そのときフレッドがエリックの前へ歩み寄り、嘲るように言った。「時間切れだ、この野郎。まさか『スター選手はまだ渋滞に巻き込まれてる』とか、まだ寝言を言うつもりか?」

「そのとおりだ。まだ向かってる」エリックは言った。

背後のフレッドの仲間たちがくすくすと笑う。

フレッドは手をひらひらと振った。「よし、もう終わりだ。どんな嘘を並べても無駄だ。あと一分でコートに出てこなけりゃ、不戦敗ってことにするぞ」

そう言い捨てると、フレッドは仲間...

ログインして続きを読む