第127話虎の巣穴へ (ダイヤモンドチケットを求めて)

ウルフマンはかなり痩せて見えた。筋骨隆々のプーマの前に立つと、比べものにならないほど小さく、ほとんど取るに足らない存在にすら思える。

「ハハ、なんて傲慢なんだ! この俺、プーマがニューヨークでまともな相手に出会ったことなど一度もない。せいぜい弱すぎないことを祈るよ。退屈しちまうからな」プーマは高らかに笑った。

「同感だ。アメリカに戻ってから、骨のある挑戦者にしばらく巡り合っていない。お前が期待外れでないことを願う。――さあ、かかってこい」ウルフマンは淡々と言った。

「ふん、俺の前でそこまで大口を叩くとは! 覚悟しろ、冥土へ送ってやる!」

プーマは前へ躍り出て、砂袋でも振り回すような重い...

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